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手塚治虫

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手塚治虫

手塚治虫は20世紀の日本における最高のアーティストのひとりでした。
手塚眞は手塚治虫の遺族として、その作品とメッセージを未来のために、広く世界に伝えてゆく仕事に関わっています。
株式会社手塚プロダクションの取締役であり、ソフト開発のスーパーバイザーでもあります。
ここでは、手塚治虫に関連した代表的な仕事をご紹介します。


宝塚市立手塚治虫記念館  
1994年オープン
兵庫県宝塚市にある、手塚治虫のメモリアム・ミュージアム。
アーティストの業績を単に回顧するだけではなく、未来に向けてクリエイティブな感性を発信できる場所として、高く評価されています。手塚眞は総合プロデューサーとして企画から関わり、施設内設計を指示、展示や企画運営などを監修しています。
漫画の中に入ったような楽しいディスプレイで、膨大な資料を展示しているほか、企画展では新しい視点から漫画を捕らえてゆき、アニメーションが体験できるコーナーや、オリジナルのアニメーションが楽しめるアトムビジョンなどの施設があります。



Animation

悪右衛門  
(C)手塚プロダクション
1993年/ビデオ/カラー/ステレオ/24分
原作:手塚治虫
監督・絵コンテ:手塚眞
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷新二
音楽:橋本一子
製作:株式会社手塚プロダクション
声の出演:伊武雅刀 ほか
解説: 手塚治虫の短編をシリーズでアニメ化する「ライオン・ブックス」の中の一編。短編『悪右衛門』を映像化した、手塚眞による商業アニメの初演出作品です。
声優に伊武雅刀らベテランを配し、音楽には手塚作品に欠かせない橋本一子が、やはりアニメ音楽を初めて手掛けています。
あらすじ:
平安の都。乱暴者の武将、悪右衛門は左大将の命を受けて、狐狩りに勤しんでいた。女狐のリズは悪右衛門の妻・くずのはに化け、生命の恩人・安倍保名を救うのだが、それが悲劇を招いてしまう。古典物語「葛の葉狐」を手塚治虫が独自の視点でアレンジ。『陰陽師』で知られる安倍晴明の出生の秘密も登場する。

オサムとムサシ  
(C)手塚プロダクション
1994年/ハイビジョン/カラー/ステレオ/15分
原作・監修:手塚眞
監督:りんたろう
キャラクターデザイン・作画監督:杉野昭夫
音楽:冨田勲
製作:株式会社手塚プロダクション
解説: 宝塚市立手塚治虫記念館のためのオリジナル・アニメーションとして、手塚眞が企画し、物語を作りました。手塚治虫の少年時代をモデルに、漫画好きの少年と昆虫のムサシの心の触れ合いを、冨田勲のオーケストラに乗せた美しい映像で綴っています。
あらすじ: 戦争中。少年オサムは身体が小さく、つねにいじめられっ子に酷い目に逢っていた。ある日、昆虫採集で一匹のオサムシを掴まえる。オサムシのムサシは、オサムの描く漫画を見て、何かが足りないと思うのだ。ムサシはオサムを自然の世界の冒険へと誘う。

都会のブッチー  
(C)手塚プロダクション
1995年/ハイビジョン/カラー/ステレオ/13分
原作・監修:手塚眞
監督:山本映一
キャラクターデザイン・作画監督:杉野雄一
音楽:谷川賢作
製作:株式会社手塚プロダクション
解説: 宝塚市立手塚治虫記念館のためのオリジナル・アニメーション第二弾。
手塚治虫の青年時代を思わせるキャラクターが登場します。監督は虫プロ時代に手塚治虫の片腕として多くの傑作アニメを創造してきた山本映一が久し振りの手塚アニメにチャレンジしました。
音楽は『鉄腕アトム』の作詞家である谷川俊太郎の息子である谷川賢作が、様々なジャズのスタイルを聞かせています。
あらすじ: 貧しい青年のブッチーは、都会の汚れた裏路地で、それでも幸せな毎日を過ごしていた。彼には絵を描く1本のチョークと、都会に生きる動物や草花という仲間がいたからだ。一方、劇場の人気歌手であるマーガレットは、多忙なスケジュールに管理された生活に疲れ果てていた。そんな二人が、偶然に巡り合う。ブッチーは、彼女をもてなすために、絵を描くのだった…。

ブラック・ジャック・スペシャル  
2003年/テレビ/カラー/2時間(4話)
原作:手塚治虫
監督:手塚眞
脚本:大和屋暁、吉村元希
エグゼクティブ・プロデューサー:諏訪道彦
音楽:松本孝弘(B 'Z)
製作:読売テレビ/手塚プロダクション
声の出演:大塚明夫、水谷優子 ほか
解説: 手塚治虫の代表作『ブラック・ジャック』の初のテレビアニメ化。
原作にほぼ忠実なストーリーとキャラクターで、4つのエピソードを見せています。
『医者はどこだ』『勘当息子』『U-18は知っていた』『ときには真珠のように』の4作。
企画とプロデュースに『名探偵コナン』等の諏訪道彦プロデューサー。
当番組の好評によりシリーズ化が決定されました。オリジナル主題曲を、B 'Zの松本孝弘が担当しています。

ブラック・ジャック  
2004年~/テレビ・シリーズ/カラー/各20分
原作:手塚治虫
監督:手塚眞
脚本:大和屋暁、吉村元希、竹内、千葉啓雄、ほか
チーフ・ディレクター:桑原智
エグゼクティブ・プロデューサー:諏訪道彦
音楽:松本晃彦
製作: 読売テレビ/手塚プロダクション
声の出演:大塚明夫、水谷優子 ほか
解説: 手塚治虫の代表作『ブラック・ジャック』のテレビアニメシリーズ。
原作にほぼ忠実なストーリーとキャラクターを用いながら、準レギュラーとしてシャラク、和登さん、ラルゴ(犬)配すなど、子供に親しみやすい工夫をしています。
また手塚治虫が漫画で用いたスターシステムを活用し、各エピソードにゲスト・キャラクターが登場します。
原作に表現された手術場面や暴力場面を極力見せず、ファミリー向けにやさしい演出がなされているなどの工夫があります。


ブラック・ジャック ふたりの黒い医者  
2005年/劇場映画/カラー/ドルビーデジタル/93分
原作:手塚治虫
監督:手塚眞
脚本:千葉克彦
演出:竹内啓雄
作画監督:杉野昭夫
音楽:冨田勲
テーマ主題歌:Tourbillon「もう一度君に」
製作統括:松谷孝征、小石川伸哉
企画:清水義裕、諏訪道彦
製作:読売テレビ/手塚プロダクション/東宝/日本テレビ/秋田書店 ほか
配給:東宝
声の出演:大塚明夫、水谷優子、鹿賀丈史、大和田伸也、平山あや、石垣佑磨、小林清志、野沢那智ほか
解説: 人気テレビ・シリーズの劇場版。ファミリー向けのアニメですが、キャラクターや演出などテレビよりも若干大人向きにしてあります。ストーリーは手塚治虫の原作をベースにいくつかのエピソードを繋いで、オリジナルの要素も加え、1つのストーリーにまとめています。BJの宿命のライバルといわれるドクター・キリコとの命をかけた闘いのドラマ。おなじみのピノコやヒゲオヤジ、手塚キャラで人気のロックやゴアも登場します。



PC Soft
手塚眞監修により、手塚治虫のコンテンツを使ったPC-Softが早い時期に開発されました。
CGでデザインされたアトムなど、新鮮な表現が受け入れられています。

エンサイクロペディア・オブ・テヅカ  
1996年
廃盤





手塚治虫デジタル・コレクション  
1996年
廃盤





TezukaOsamu.net  
手塚眞総監修による、手塚治虫のオフィシャル・サイトです。
巨匠のすべての資料や情報が完備されている他、読み物やゲームなども盛り沢山。
個人アーティストとしては日本最大のホームページです。
旧「手塚治虫@ワールド」をリニューアルし、世界中の関連サイトにアクセスできる
インターナショナルなネットワールドに広がっています。



Cominc

PLUTO  
2003年~/小学館「ビッグコミック・オリジナル」連載
原作:手塚治虫
漫画:浦沢直樹
プロデュース:長崎尚志
チーフ・ディレクター:桑原智
監修:手塚眞
解説: 『鉄腕アトム』の中の人気エピソード「地上最大のロボット」を、実力作家・ 浦沢直樹(『YAWARA!』、『MONSTER』など)が同じ漫画でリメイク。
原作のストーリーに忠実でありながらも、思い切った構成や緻密なストーリーでスリリングなミステリー作品に仕立ててあります。 ロボットのキャラクターを人間のような姿で表現する等、独特の工夫がなされています。

ブラック・ジャック ALIVE  
(C)手塚プロダクション
2005年 秋田書店 単行本
現在活躍中のマンガ家たちがブラック・ジャックにささげたオマージュ・マンガ集に参加しています。
手塚眞版ブラック・ジャックはかなり原作とはちがうイメージです。




Other

手塚治虫アカデミー  
(C)手塚プロダクション
2008年 東京都江戸東京博物館
手塚治虫生誕80周年を記念して手塚眞企画・プロデュースにより開催されたシンポジウム。
豪華なゲストによる広く深い手塚治虫論が展開しました。

第一期  
「手塚エンタテインメント」 パネリスト:藤子不二雄A、浦沢直樹、犬童一心、呉智英
「アトムの時代」 パネリスト:富野由悠希、荒俣弘、大森一樹、石上三登志
「女性マンガの世界」 パネリスト:里中満智子、萩尾望都、手塚るみ子、藤本由香里




生誕80周年記念特別展
手塚治虫展 ~未来へのメッセージ~  
(C)手塚プロダクション
2009年 東京都江戸東京博物館













☆手塚治虫に関するお尋ねは、すべて株式会社手塚プロダクションへどうぞ。
http://tezukaosamu.net/

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